韓国内販売のNexus 7、海外との価格差に消費者からの非難高まる

2012年12月25日 15:21

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■海外では32GBモデル発売開始後に16GBモデルの価格引き下げ … Google側は「すでに適正価格」と主張

 Googleが、韓国で発売した廉価版タブレット端末であるNexus 7 16GBモデルに対する価格引き下げを行わないことを明らかにし、非難が高まっている。

 Googleは、海外では32GBモデルを発売後に先に発売された16GBモデルの価格引き下げを行なったが、韓国では32GBモデルが出たにもかかわらず、16GBモデルに対する価格引き下げを行わないとしている。

 つまり、海外ではNexus 7 16GBモデルを21万ウォンで購入できるのに対し、韓国では8万ウォンほど高い29万ウォンで購入しなければならないということだ。最近発売されたNexus 7 32GBモデルも、韓国内では海外より10万ウォンほど高い。こうしたGoogleの対応に対し、韓国消費者を欺いたも同然だという非難の声が高まっている。

 特に韓国消費者は、サムスン電子やLG電子などの国内メーカーが国内の端末価格を海外より高く設定している中、Googleまでもが同じ対応をしていることに怒りを隠せない様子。

 Google Kore関係者は21日、「Nexus 7 32GBモデルが出たが、韓国では16GBモデルに対する値下げの予定はない」とし、「16GB製品が韓国で発売される際に、すでに適正な価格に策定されたと判断している」と伝えた。また、「為替、通関税、運送料などを含むと、30万ウォンを切る価格は適正だ。韓国内発売時の価格が適正なので、引き下げは行わない」と説明した。

 Nexus 7 16GBモデルは海外では今年7月に、韓国では9月に発売され、価格は海外で249ドル(約26万7000ウォン)、韓国で29万9000ウォンと、価格差はそれほど大きくなかった。

 そして先月、Googleが海外で32GBモデルを発売した際、16GB製品の価格を199ドル(約21万4000ウォン)へ50ドル引き下げたことで、韓国でも32GB製品が発売開始されれば16GBモデルの価格が引き下げられるはずだと期待が高まっていたが、そうした消費者たちの期待は見事に裏切られた格好だ。

 また、Googleが今月20日から韓国内のマートで販売開始したNexus 7 32GBモデルの価格は35万9000ウォンと、海外売り値の249ドルより約9万2000ウォン高い価格で、Googleへの批判の声を強める要因となっている。

 韓国のタブレット端末愛好家たちからは、「韓国消費者に対する差別だ」という反発の声が上がっている。(翻訳:中川)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。