ローソン、最新の省エネ実験店舗をオープン 電気使用量を約30%削減

2012年12月5日 18:28

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 ローソンは5日、自然の力を活用した省エネルギー実験店舗を、神奈川県海老名市に12月7日にオープンすると発表した。

 ローソンは、2008年5月から東京大学生産技術研究所(野城研究室・馬郡研究室)と共同で省エネ店舗の実験を行っている。今回オープンする店舗には共同開発した最新の環境配慮設備を導入しており、店舗全体の電気使用量を2010年度対比で約30%削減できる。なお、これは過去最大の削減率となる。

 ローソンはこれまで、「太陽光発電」や「LED照明」、「ノンフロン型(CO2冷媒)冷凍冷蔵システム」などの環境配慮設備を導入してきた。省エネルギー実験店舗にはこれまでの設備に加え、同研究所と共同開発した自然光・風・地中熱などの自然エネルギーを活用する最新の設備を導入した。また、プレハブ工法をベースにしているため建設コストも従来に比べ約15%削減している。今後は実験データを他店舗への導入や新規設備の開発に活かし、更なる省エネを目指していく。

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