大王製紙と北越紀州製紙、総合技術提携基本契約を締結

2012年11月14日 19:23

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 大王製紙と北越紀州製紙は14日、両社間での新たな提携に係る総合技術提携基本契約を締結したと発表した。

 両社は、2006年以来、技術提携関係にあり、期間延長も含めこれまで約6年にわたり同提携関係を継続し、成果をあげてきた。今回の提携は、これまでの成果を踏まえ、従前からの両社の提携関係をより一層強固なものとし、提携範囲の拡大や内容の深化、発展的な課題への取り組み等を両社が共同で進めていくことにより、両社が共に発展して企業価値を向上させることを目的としている。

 従前の両社間の技術提携においては、主として両社の主力工場の塗工紙およびパルプの製造技術等をその対象技術分野として取り組んできたが、今回の提携においては、その対象範囲を両社(子会社および関連会社を含む)が共通して製造する製品全般の製造技術および各工場の運営技術の分野へと拡大する。

 さらに、今回の提携においては、相互製品OEMや物流の効率化によるコスト削減をはじめ、両社相互に有益となるテーマについても積極的に取り組む予定としている。

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