【アナリストの眼】テクマトリックス株価、上昇の勢い増す、好決算評価で高値奪回へ

2012年11月2日 09:56

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  クラウドサービスを提供するテクマトリックス <3762> (東2)は10月31日、今期(13年3月期)第2四半期累計(4~9月期)連結業績を発表した。好業績を好感して株価は上昇の勢いを増しており、年初来高値を試す動きだろう。

  第2四半期累計は、売上高が前年同期比4.5%増、営業利益が同12.6%増、経常利益が同10.7%増、純利益が同29.7%増の増収増益だった。クラウドサービス事業者向けにハードウェアを販売する情報基盤事業では負荷分散装置、クラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業ではCRM・医療分野の新サービスなどが寄与した。

  通期見通しについては前回予想(5月10日公表)を据え置き、売上高が前期比4.7%増、営業利益が同9.1%増、経常利益が同4.7%増、純利益が同15.9%増の増収増益見込みとしている。通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.1%、営業利益が49.5%、経常利益が51.8%、純利益が57.8%と順調な水準である。保守・運用・監視というストック型ビジネスの強化も奏功して、通期上振れの可能性もあるだろう。

  株価の動きを見ると、概ね5万円台半ばでモミ合う展開だったが、10月中旬以降に強基調の展開となり、第2四半期累計業績も好感して11月1日には戻り高値となる6万5800円まで上昇する場面があった。11月1日の終値6万5300円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS8278円42銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2500円で算出)は3%台後半、実績PBR(前期実績の連結BPS8万3932円94銭で算出)は0.7倍台となる。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートする形で上値を切り上げて強基調の展開である。また週足チャートで見ると、26週移動平均線回復後は7月31日の6万300円を突破して上昇トレンドの形である。指標面には依然として割安感があり、2月27日の年初来高値6万9700円を試す動きだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】モリテックス株価、乱高下の中にも従来の相場付きと異なる強さ(2012/11/01)
【編集長の視点】タツタ電線、朝安後に切返す、単元株式数変更にスマホ人気(2012/11/01)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事