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【アナリストの眼】インフォマート株価急伸、上方修正に株式分割でなお上値余地
<業績&株価分析>
インフォマート <2492> (東マ)は、フード業界向けなどに企業間電子商取引サービス事業を展開している。10月31日に今期(12年12月期)利益見通しの上方修正と株式分割を発表したことも刺激材料となり、株価は上げ足を速めている。
第3四半期累計(1~9月期)連結業績は、売上高が前年同期比13.4%増、営業利益が同21.8%増、経常利益が同21.2%増、そして純利益が同7.2%減だった。企業間電子商取引プラットフォーム「FOODS info Mart」の利用企業数は、9月末時点で前年比4381社増加の3万116社となり、ASP受発注システムなどの使用料収入が増加した。純利益については連結子会社の資産減損損失計上で減益だった。
通期見通しについては前回予想に対して、売上高を97百万円減額して前期比13.5%増としたが、営業利益を2億12百万円増額して同20.0%増、経常利益を2億11百万円増額して同19.3%増、純利益を43百万円増額して同2.6%増とした。次世代プラットフォームの大部分のリリースを来期(13年12月期)に先送りしたため、計画していたソフトウェア償却費が未発生となる模様で、営業減益見通しから一転して営業増益見通しとなる。
なお12年12月31日を基準日(12月31日は休業日のため実質的には12月28日)として1株を200株に分割する。同時に単元株式数を100株(効力発生日13年1月1日)とする。
株価の動きを見ると、9月中旬から10月中旬にかけて概ね19万円~20万円近辺でモミ合う展開だったが、10月下旬に動意付いてモミ合い上放れの展開となった。さらに利益見通し上方修正と株式分割の発表を好感し、11月1日には年初来高値となる25万円まで急騰する場面があった。11月1日の終値23万4600円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1万351円10銭で算出)は22~23倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5850円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS7万2439円09銭で算出)は3倍台となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線に対するプラス乖離率が17%を超え、短期的な過熱感が警戒される水準だが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートする形で、長期上昇トレンド入りした可能性があり、短期的な調整を挟みながら上値追いの展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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