【編集長の視点】タツタ電線、朝安後に切返す、単元株式数変更にスマホ人気

2012年11月1日 13:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  タツタ電線 <5809> は、33円安の761円と続落後、12円高の806円と切り返している。前日31日大引け後に発表した今3月期第2四半期(2Q)累計決算が、今年10月24日の再上方修正通りに高変化して着地したが、これを手掛かりに10月29日に年初来高値845円まで買われていただけに、利益確定売りが出やすい状況となっている。ただ前日は同時に単元株式数の変更も発表しており、同社の株価意識の高まりは、信用取組が大きく売り長となっていることもあり、下値逆張り余地も示唆していそうだ。

  2Q累計業績は、前年同期比2%増収、2.8倍経常増益、97%純益増益と大きく続伸した。スマートフォン向けを中心に導電性材料の需要が、秋口からの新規商品製造用に旺盛に推移し、この増収効果で電線・ケーブル部門の電力向けや発電関連の需要減少をカバー、引き続き効率的な生産・販売活動を進めたことも要因となった。

  3月通期業績は、10月24日の再上方修正値に変更はなく、純利益は、31億5000万円(前期比67%増)と22年ぶりの過去最高更新を見込んでいる。

  単元株式数の変更は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い、より投資しやすい環境を整え、株式流動性の向上と投資家層の拡大を図るために来年2月1日に1000株から100株に変更する。

  株価は、7月の今期業績の1回目の上方修正で600円台に乗せ、10月の2回目の上方修正では800円台に乗せて高値追いとなった。高値追いとともに信用売り残も積み上がって売り長となって逆日歩もつく好需給となっている。目先売り一巡後にPER15倍台の割安スマホ関連株買いが再燃しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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