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【編集長の視点】強いぞ!インフォマート株価、時流に乗る業態で好業績、上値十分
<銘柄ウオッチ>
インフォマート <2492> (東マ)は、6900円高の21万9000円と3営業日続伸し、前週末26日ザラ場につけた年初来高値22万1900円を窺っている。同社は、10月31日に今12月期第3四半期(3Q)決算の発表を予定しているが、今年7月に今期第2四半期(2Q)累計業績を上方修正したことを見直し、業績期待を高めてネット関連の割安株買いが増勢となっている。
同社の2Q累計業績は、外食チェーン、ホテルなど向けのASP受発注システムで、2Q末で買い手企業数が999社、買い手店舗数が2万869店舗と前年同期よりそれぞれ18%増、12%増と続伸し、売り手企業数も、同13%増の2万751社と大幅に増加したことに、データセンター費、ソフトウェア償却費などの費用が計画を下回ったことが加わって上方修正され、純利益は、1億800万円(前年同期比18%増)と増益転換した。
12月通期業績は、新規事業の「ASP受注・営業事業」、「クラウドサービス事業」、「海外事業」を進めていることもあり、この負担から期初予想を変更せず、純利益は、3億2700万円(前期比9%減)と減益転換を見込んでいる。ただ、同社は、今期から2014年度にシステムの利用企業数を3万6000社、システム取引高を1兆円、純利益を12億1400万円へ拡大する積極的な中期経営計画も推進しているだけに、3Q決算への期待も高めている。
株価は、7月の2Q累計業績増額を手掛かり材料に17万円台に乗せ、海外ファンドの株式買い増しで19万円台へ進みさらに高値追いとなっている。投資採算的にはやや割高だが、業績期待を強めて内需株人気を高め高値抜けから次の上値フシとして2010年4月高値23万7000円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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