【株式評論家の視点】TAC株価、底固め十分で浮上態勢、地方上級公務員資格高人気

2012年10月23日 14:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  TAC <4319> は底固め十分から浮上態勢に入りつつある。公認会計士試験合格者の未就職問題が新規受験者の回復を妨げてきたが、金融庁は合格者の実務経験の範囲の見直し案を公表。資本金5億円未満の開示会社や開示会社の連結子会社(海外子会社も含む)における実務経験や正職員以外の雇用形態での実務経験も認めることとしている。公認会計士講座は足許では受講者の減少が底打ちしてはいないが、状況の好転を受け今後の回復が予想される。

  一方、公務員分野では国家総合職などは減少傾向にあるが、地方上級公務員については人気が高まっており、全体を引き上げる原動力になっている。今2013年3月期は営業損失1億7600万円と前年同期の6億600万円の損失から改善する見込み。

  公認会計士の就職問題から急減してきた公認会計士講座の底入れは近そう。時間と値幅の両面で徹底した整理を完了しており、後は好材料の浮上を待つだけだろう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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