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【アナリストの眼】ティー・ワイ・オー、中期計画上回る好業績、株価再上昇近い
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テレビCM制作大手のティー・ワイ・オー <4358> (JQS)は、株価が短期的な調整の一巡感を強めている。収益改善を評価して上値を試す可能性があるだろう。
9月12日に発表した前期(12年7月期)連結業績は、売上高が前々期比6.7%増、営業利益が同19.4%増、経常利益が同20.6%増、純利益が同62.7%増の増収増益だった。震災影響が一巡して広告需要が回復傾向を強めたことを背景に、主力のTV-CM事業、WEB広告などのマーケティング・コミュニケーション事業ともに好調で、営業利益については不採算部門の撤退も寄与した。純利益については、前々期に計上した特別損失の一巡、繰延税金資産計上も寄与した。
今期(13年7月期)の会社予想は、売上高が前期比3.5%増の250億円、営業利益が同10.5%増の16億円、経常利益が同28.0%増の14億円、純利益が同37.5%減の7億円としている。純利益については繰延税金資産計上が一巡するため減益見込みだが、主力のTV-CM事業が堅調であり、マーケティング・コミュニケーション事業の収益改善も寄与して、増収営業増益見込みとしている。11年9月に発表した中期経営計画の重点戦略が着実に進展している模様であり、数値目標(13年7月期の売上高250億円と営業利益15億円、14年7月期の売上高280億円と営業利益18億円)を上回るペースとなっている。
株価の動きを見ると、9月19日に年初来高値119円を付けた。その後一旦は反落して10月10日には102円まで調整したが、足元では反発して調整一巡感を強めている。16日の終値108円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS11円72銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS58円32銭で算出)は1.8倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んだが、10月10日の直近安値102円から反発して下値を切り上げている。また週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインの形となって下値を切り上げている。短期調整を挟みながら上昇トレンドの形だろう。足元では調整一巡感を強めており、上値を試す可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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