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【アナリストの眼】5ヶ月モミ合うリオン、1Qの低進捗率織込む、医療機器好調持続
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補聴器でトップシェアのリオン <6823> は、補聴器や医用検査機器などの医療機器事業と、音響・振動計測器や微粒子計測器などの環境機器事業を展開している。
今期(13年3月期)連結業績の会社予想は、売上高が前期比2.8%増、営業利益が同14.6%増、経常利益が同8.4%増、純利益が同24.6%増の増収増益見込みとしている。ただし通期会社予想に対する第1四半期(4~6月期・1Q)の進捗率は、売上高が23.0%、営業利益が13.1%、経常利益が13.8%、純利益が14.9%とやや低水準である。
医療機器事業は新製品投入効果も寄与して堅調だが、環境機器事業が企業の設備投資抑制の影響で低調な模様である。販促費の増加もマイナス要因の模様である。期後半の需要回復を見込んで、期初時点の会社予想を据え置いているが、通期下振れの可能性もあるだけに、10月31日発表予定の第2四半期累計(4~9月期)連結業績に注意しておきたい。
株価の動きを見ると、5月に517円と下げて最初の底をつけ、9月6日の年初来安値501円で二番底をつけた。特に、9月の安値は週足でみれば長い下ヒゲ足であり、形からは5月からのモミ合いである。通期業績の下振れ懸念を織り込む動きとも考えられる。15日の終値536円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS66円83銭で算出)は8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は3%台後半、実績PBR(前期実績の連結BPS1067円17銭で算出)は0.5倍近辺となる。
日足チャートで見ると、25日移動平均線が抵抗線の形でジリ安展開となっている。ただし、述べたとおり週足チャートで見ると、9月6日の年初来安値で下ヒゲを付けており、概ね520円~530円近辺が底値圏のようだ。通期業績の下振れ懸念をある程度は織り込んだ水準と考えられるだけに、きっかけ次第で反発が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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