【編集長の視点】急伸後調整順調の森下仁丹、特許権取得カプセル技術に高評価

2012年10月9日 10:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  森下仁丹 <4524> (東2)は、連休前の5日後場取引時間中に発表した大腸特異崩壊性カプセルの特許権取得を好感して300円台央の中段固めから上放れたが、年初来高値419円奪回に向けさらに上値を伸ばす展開に拍車がかかりそうだ。

  特許権取得に至った「シームレスカプセル技術」のほか、異色のバイオ素材「ザクロ」による新薬開発、「サラシア属植物」を用いた糖尿病患者向けの血糖値上昇抑制素材の開発などの独自技術開発が続いているためで、今後も今回と同様に技術開発の進展が飛び出す可能性があるからだ。

  大腸特異崩壊性カプセルの特許権は、今年3月28日に取得を出願、医薬品やビフィズス菌が、従来の服薬方法では胃酸や消化酵素の影響を受けて腸まで届かない欠点を耐酸性機能を持たせた多層皮膜の独自カプセルを製造してビフィズス菌などを保護することで克服、大腸で崩壊する技術として取得に至った。

  同社は、9月24日にも「ザクロ」の抗糖化機能の商品化開発が、農林水産省の「環境技術革命プロジェクト」に採択されたと発表したが、この技術も、昨年11月に特許権取得を出願している。

  このほか、「サラシア属植物」の開発、カプセル技術を応用した子宮頸がんワクチンの共同研究、シロアリ駆除カプセル、レアアース・レアメタル回収カプセルの開発などが、関係省庁の補助金事業に相次いで採択されており、独自のバイオ技術が株価を牽引する展開が続く。

  業績も好調に推移、今3月期通期純利益は、主力の「ビフィーナ」の寄与などから、4億5000万円(前期比8%増)と続伸を予想している。

  株価は、300円台央の中段固めから上放れたところだが、PER16倍台、PBR0.9倍となお割安である。高値奪回から上値評価が高まろう(本紙・編集長浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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