【アナリストの眼】1020円のフシ突破見込めるマルカキカイ、大幅増益を評価

2012年10月5日 11:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  機械商社のマルカキカイ <7594> に注目したい。足元の業績は好調であり、今期(12年11月期)上振れの期待が高まっている。株価も強基調であり、年初来高値が視野に入っている。

  10月3日に第3四半期累計(11年12月~12年8月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比30.4%増、営業利益は同2.6倍、経常利益は同2.4倍、純利益は同2.2倍の大幅増収増益だった。建設機械部門がやや苦戦した模様だが、主力の産業機械部門は、北米で自動車向けの工作機械などが好調だったうえに、タイ洪水復旧関連も寄与した。

  通期見通しについては会社予想を据え置き、売上高が前期比23.3%増の400億円、営業利益が同89.4%増の20億円、経常利益が同74.8%増の21.5億円、純利益が同61.9%増の11億円としている。ただし通期会社予想に対する第3四半期累計実績の進捗率は、売上高が77.1%、営業利益が85.6%、経常利益が85.3%、純利益が86.0%と高水準であり、上振れの可能性が高いだろう。

  株価の動きを見ると、8月14日には865円まで調整したが、その後は戻り歩調の展開となっている。第3四半期累計の連結業績を好感して10月4日には970円まで上昇する場面があった。4日の終値967円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS121円34銭で算出)は8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1%台後半、実績PBR(前期実績の連結BPS1349円75銭で算出)は0.7倍台となる。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートして強基調の展開となっている。また週足チャートで見ると、1000円台の上値(4月の1023円、6月の1027円、7月の1020円)がフシとして意識されるが、一方では26週移動平均線がサポートする形で下値を切り上げている。今期業績上振れ期待を支援材料として、フシ突破の可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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