【アナリストの眼】松田産業は株価下値固め完了、期後半の業績改善に自己株取取得も

2012年9月24日 05:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

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  貴金属リサイクル事業が主力の松田産業 <7456> は、株価が下値固め完了感を強めている。期後半の業績改善期待に加えて、自己株式取得も需給面での支援材料だろう。

  貴金属価格の下落や半導体・電子部品業界の生産低迷などの影響で、貴金属回収量が減少して足元の業績は低調な模様だ。しかし世界的な金融緩和を背景として、金やプラチナなどの商品市況が強含みとなっているため、事業環境の好転が期待される。またマレーシアの新工場稼働も寄与するため、期後半に向けて業績改善が期待されるだろう。

  さらに9月10日には自己株式取得を発表している。取得期間は9月11日~11月9日、取得株式総数の上限8万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合0.29%)、取得価額の上限1億円としている。8月13日~31日(8万株を取得)に続く自己株式取得であり、需給面での株価支援材料となるだろう。

  株価の動きを見ると、9月5日に1102円を付けた後、急反発して18日には1188円まで戻す場面があった。10日発表の自社株式取得を好感したようだ。ただし8月30日の1195円、31日の1192円を突破できず反落しており、安値圏でのレンジ相場のようだ。21日の終値1144円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS160円77銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は2%台前半、実績PBR(前期実績の連結BPS1490円19銭で算出)は0.7倍台となる。

  日足チャートで見ると、7月中旬以降は概ね1100円~1200円近辺のレンジ相場となっている。また週足チャートで見ると、26週移動平均線に押し戻された形で調整局面のようだ。しかし1100円近辺で下値固め完了感も強めている。指標面には割安感があり、期後半の業績改善期待などで反発のタイミングは近いだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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