【株式評論家の視点】京写はもみ合い相場上放れが近い

2012年9月18日 09:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■足元の業績好調が先行きへの期待感を刺激

  京写 <6837> (JQS)の今年の高値は3月26日の212円。LED向けの好調、東南アジアでの売上げ増などから、今2013年3月期の業績好転に期待が高まったことが背景。実際に発表となった今3月期の見通しは営業利益8億5000万円と、前期比18.7%増と予想通りの好調な数字。

  株価は見直し買いを誘ったのだが、5月1日の207円が上限で高値更新には至らなかった。3月の212円の一歩手前でストップしたため、その後は見切り売りに押される展開となり、6月4日には148円まで売り込まれた。そこからリバウンドに転じ、以後は160~180円のもみ合い相場に移行してきている。

  7月30日には今2013年3月期の第1四半期の業績が発表されたが、営業利益は1億4400万円と前年同期比90.8%の大幅増を記録した。通期の見通しが据え置きということで改めて材料視されなかったが、このままいくと次第に増額への期待感が強まる方向にあり。株価もどっかで吹っ切れた展開に変わっていきそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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