【アナリストの眼】川本産業、利回り4%、今期2ケタ増益に見直し余地

2012年9月13日 09:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  川本産業 <3604> (東2)は医療用ガーゼを主力として、衛生材料、医療用品、介護用品、育児用品、アパレル製品、ベビー用衣料品などを取り扱っている。高齢化進展も背景として、特に感染予防関連の市場拡大が期待されている。

  今期(13年3月期)第1四半期(4~6月期)の業績(非連結)は、売上高が前年同期比1.9%増、営業利益が同2.5倍、経常利益が同5.5倍、純利益が同6.7倍だった。国内向けの衛生材料や感染予防関連製品が好調だった。営業損益は、原価上昇分の販売価格への転嫁や、低採算品の販売価格是正の効果などで大幅に改善した。

  通期については前回(5月14日公表)の会社予想を据え置いた。売上高が前期比2.1%増、営業利益が同16.1%増、経常利益が同5.4%増、純利益が同26.7%増としている。自社製品拡販や物流コスト削減などの効果で増収増益見込みである。配当も年間14円(第2四半期末7円、期末7円)の予想を据え置いた。通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が24.6%、営業利益が25.7%、経常利益が27.1%、そして純利益が26.5%であり、概ね順調な水準だろう。

  株価の動きを見ると、足元では概ね350円近辺で推移している。12日の終値351円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS36円54銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は4%近辺、実績PBR(前期実績のBPS777円90銭で算出)は0.4倍台となる。

  週足チャートで見ると、足元では26週移動平均線を割り込んでいるが、昨年11月の安値292円をボトムとして下値を切り上げている。また月足チャートで見ると、ボックスレンジを300円台前半から300円台後半に切り上げた形で、底値圏から脱出の動きとなっている。高配当利回りに妙味があり、一段のレンジ切り上げの展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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