【アナリストの眼】ティー・ワイ・オー、前7月期発表に注目、3Qが高進捗率

2012年9月4日 10:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  テレビCM制作などを展開するティー・ワイ・オー <4358> (JQS)は、9月12日に今期(12年7月期)連結決算の発表を予定している。第3四半期累計(11年8月~12年4月)の進捗率が高水準のため、決算発表が接近して上振れへの思惑が強まりそうだ。

  6月11日に上方修正を発表した通期見通しの会社予想は、売上高が前期比6.0%増の240億円、営業利益が同19.5%増の14.5億円、経常利益が同15.8%増の10.5億円、純利益が同23.5%増の8.5億円、配当は年間2円(期末一括2円)の予想とした。通期会社予想に対して、6月13日に発表した第3四半期(3Q)累計の進捗率は、売上高が73.5%、営業利益が94.6%、経常利益が99.7%、純利益が95.7%と高水準であり、上振れの可能性が高いだろう。

  テレビCM制作事業が堅調であり、エンタテインメント事業からの撤退と広告制作事業への特化など、11年9月に発表した中期経営計画の重点戦略が着実に進捗している模様だ。

  株価の動きを見ると、8月中旬以降は100円台を回復し、4月27日に付けた年初来高値110円に接近している。3日の終値104円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS14円23銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回りは1%台後半、実績PBR(前期実績の連結BPS38円66銭で算出)は2倍台となる。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線を回復して下値を切り上げ、週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートラインの形となって下値を切り上げている。決算発表を控えた思惑で年初来高値の110円を突破すれば、105円~110円の上値フシを突破する形にもなるだけに、動意付いて一段高の可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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