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【アナリストの眼】小野建の全国展開着々進展、防災関連需要も寄与し2ケタ増益
【今、この銘柄】
小野建 <7414> は北九州を地盤とする鋼材・建設機材の専門商社で、全国展開と加工拡大を推進している。足元の株価水準は指標面の割安感が強いうえに、老朽化した社会インフラの更新需要関連や、防災・減災対策の耐震補強需要関連としても注目しておきたい。
8月3日に発表した今期(13年3月期)第1四半期(4~6月期)の連結業績は、売上高が前年同期比3.4%増、営業利益が同13.6%減、経常利益が同13.2%減、純利益が同12.2%減の増収減益だった。販売エリア拡大と販売シェア向上の戦略で、九州・中国エリアおよび関西・中京エリアで販売数量が増加したが、全体として市況が軟調に推移したため減益だった。
通期見通しについては前回(5月15日公表)の会社予想を据え置いた。売上高が前期比4.7%増、営業利益が同39.5%増、経常利益が同34.1%増、純利益が同42.3%増の増収増益見込みとしている。配当も年間30円(第2四半期末15円、期末15円)の予想を据え置いた。通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が21.5%、営業利益が20.2%、経常利益が21.1%、純利益が21.0%である。やや低水準だが、期後半からの市況回復を想定しており、現時点では特にネガティブ材料とはならないだろう。
株価の動きを見ると、8月7日に604円まで下落する場面があったが、年初来安値600円(5月11日)を割り込まずに反発し、足元では概ね630円~660円近辺で推移している。30日の終値637円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS103円68銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回りは4%台後半、実績PBR(前期実績の連結BPS2229円08銭で算出)は0.2倍台となり、割安感の強い水準である。
週足チャートで見ると600円近辺の下値支持線を確認し、日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して出直り態勢のようだ。指標面の割安感が強いうえに、耐震補強需要などが材料視される可能性があるだろう。26週移動平均線を回復すれば戻り高値に向けて弾みがつきそうだ(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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