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【アナリストの眼】医療アシスタンス好調の日本エマージェンシー、株価好人気続く
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6月20日に新規上場した日本エマージェンシーアシスタンス <6063> (JQS)は国際医療支援サービスを手掛け、海外渡航者向けに病院紹介などを行う医療アシスタンス事業を主力としている。
8月3日に今期(12年12月期)業績予想の修正を発表し、8月10日に第2四半期累計(1~6月)連結業績を発表した。第2四半期累計は、売上高が9億89百万円、営業利益が60百万円、経常利益が42百万円、純利益が25百万円だった。医療アシスタンス事業は概ね好調で、海外旅行者数の増加を背景にサービス利用件数が増加し、損害保険会社の受託業務の売上が増加した。ライフアシスタンス事業では、帰国したカード会員に対する新サービスも寄与した模様である。
通期の会社予想は、売上高が前期比22.0%増の19億64百万円、営業利益が同7.4%減の1億59百万円、経常利益が同14.1%減の1億40百万円、純利益が同47.7%減の87百万円としている。前回予想に比べて売上高を20百万円増額したが、営業利益を97百万円、経常利益を88百万円、純利益を53百万円それぞれ減額した。海外旅行者数の増加を背景に医療アシスタンス事業は概ね好調だが、官公庁からの受託事業が想定に比べて減少する見込みとなったことや、先行投資に伴う人件費増加などが利益減額要因の模様である。配当については無配の予想を据え置いた。通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が50.4%、営業利益が37.7%、経常利益が30.0%、純利益が28.7%である。
株価の動きを見ると、上場後の人気が継続して7月10日には4570円まで上昇したが、その後は反落して足元では概ね1500円~2000円近辺で推移している。23日の終値1800円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS78円69銭で算出)は22~23倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS301円47銭で算出)は6倍近辺となる。
週足チャートで見ると、高値圏から急反落して上場時の初値圏に接近した形である。上場後約2カ月が経過し、売買高も減少して株価の落ち着きどころを探る時期だろう。しかし23日には前日比275円(18.03%)高と急反発し、人気化の兆しを見せている。指標面では特に割高という水準ではないだけに、利益確定売りが一巡して動意付く可能性がありそうだ(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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