シャープ、「ヘルシオ炊飯器」2機種を発売 業界初の「かいてんユニット」

2012年8月23日 16:47

印刷

ヘルシオ炊飯器(画像:シャープ)

ヘルシオ炊飯器(画像:シャープ)[写真拡大]

 シャープは23日、お米の洗いムラと炊きムラを抑え、「健康とおいしさ」を両立した「ヘルシオ炊飯器」2機種を発売すると発表した。発売日は9月20日。

 同新商品は、水の抵抗を抑えて泳げるペンギンの後退翼と、魚群が斜め前の魚を追うことできれいならせんを作る習性を応用し、業界で初めて「かいてんユニット」を搭載。お米の飛散や内釜への衝突を抑えて攪拌し、ムラの少ない洗米と炊飯を実現する。

 この「かいてんユニット」により、洗米時は、栄養などが豊富な白米表面の「サブアリューロン層」の削れを抑えるため、手洗米に比べてビタミンB1などの栄養素の残存量が約20%アップする。

 炊飯時には、攪拌により吸水が促進され甘み成分が増えたお米を、高火力の連続沸騰で炊き上げることで、「かいてんユニット」無しの場合と比べ、お米表面の呈味(ていみ)成分が約32%アップし、ふっくらとしたおいしいごはんに仕上がる。

 さらに、肉じゃがなどのおかずや、カスタードクリームなどのお菓子を手軽に作れる「まぜ技クッキング」メニューを搭載。こまめなかき混ぜや微妙な火加減調節が必要な料理もおいしく調理できる。

 シャープは、2004年に“おいしい健康調理”をコンセプトにウォーターオーブン「ヘルシオ」を発売した。今回、「ヘルシオ炊飯器」を新たに提案し、手軽でヘルシーな食生活をサポートするとともに、今後も「健康とおいしさ」を両立する調理機器をラインアップしていく。

関連記事