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国際石油開発帝石、アンゴラで原油生産鉱区の権益を取得

アンゴラ共和国沖合ブロック14鉱区の位置図(画像:国際石油開発帝石)[写真拡大]
国際石油開発帝石は21日、アンゴラ共和国沖合ブロック14鉱区(原油生産鉱区)の9.99%権益を取得することについて、仏トタール社と合意したと発表した。
ブロック14鉱区は、アンゴラ共和国カビンダ州沖合約100kmに位置する既発見未開発構造を含む原油生産鉱区であり、鉱区面積は約4,094km2、水深は200~1,500m。現在ブロック14鉱区では、3開発区域にて洋上石油生産・貯油・出荷施設(FPSO:Floating Production Storageand Offloading)および近傍の生産施設へのつなぎ込みにより、日量約16万バレルの原油生産を行っている。同鉱区は、今後探鉱活動や既発見未開発構造の開発を進めることでさらなる価値の向上が期待される有望な鉱区となっている。
国際石油開発帝石はアンゴラ共和国において、3/05鉱区および3/91鉱区において原油を生産しており、またカビンダ北陸上鉱区では探鉱作業を実施している。今回のブロック14鉱区への参加は、国際石油開発帝石の生産量や埋蔵量の拡大に確実に貢献し、資産ポートフォリオの拡充に寄与するものであり、INPEX中長期ビジョンにおける成長目標の一つである上流事業の持続的拡大へ沿うものとなる。
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