【アナリストの眼】電子書籍関連で評価の日本エンター、コンテンツ市場拡大続き好調

2012年8月17日 10:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  日本エンタープライズ <4829> (東2)の業績は、モバイルコンテンツ市場の拡大が追い風となりそうだ。株価は下値固め完了感を強めており、電子書籍関連も材料視されるだろう。

  従来型携帯電話やスマートフォン向けに「エンタメ系」「情報系」などのコンテンツを配信するコンテンツサービス事業、企業向けに携帯電話を活用したプロモーションなどを提供するソリューション事業を展開している。中国やインドでは電子書籍事業を強化するとしている。

  今期(13年5月期)の連結業績見通しについての会社予想は、売上高が前期比28.6%増、営業利益が同6.8%増、経常利益が同5.3%増、純利益が同17.6%増で、増収増益見込みとしている。モバイルコンテンツ市場の拡大が追い風となり、11年12月に子会社化したATIS(交通情報サービス)の通期連結化も寄与する模様だ。配当については年間150円(期末一括150円)の予想としている。

  株価の動きを見ると、7月3日には戻り高値となる1万1870円を付ける場面があったが、急反落して調整局面のようだ。ただし1月12日の年初来安値7700円を割り込むことなく、足元では概ね8000円台後半のレンジで推移しており、下値固め完了感を強めている。

  8月16日の終値8900円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS530円50銭で算出)は16~17倍近辺、今期予想配当利回りは1%台後半、実績PBR(前期実績の連結BPS8132円79銭で算出)は1倍近辺となる。

  指標面では特に割安な水準とは言えないが、今期業績が増収増益見通しであり、電子書籍というテーマ性もあるだけに、下値固めが完了して反発が期待できそうだ。当面のターゲット水準は1万円大台の回復だろう(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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