【注目の決算発表】ナックは1Q純益の赤字幅拡大で利益確定売りが先行し続落

2012年8月10日 14:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ナック <9788> は10日、37円安の1931円と変わらずを含めて5日続落している。前日9日大引け後に発表した今3月期第1四半期(1Q)決算が、連続赤字となり、純利益の赤字幅が悪化したことが響き、7月13日につけた年初来高値2010円を前に利益確定売りが増勢となっている。

  ただ、ロンドン五輪で、サッカーの女子日本代表「なでしこジャパン」が、前日9日(現地時間)の米国との決勝戦で負けたものの、初めて銀メダルを獲得したことも、関連株人気を高め一時、11円高と反発する場面もあった。

  同社の1Q業績は、住宅事業の売り上げは下期に計上され費用が1Qに前倒しで計上されるため赤字となる会計特性がある。

  今期1Qも、売り上げは、宅配水事業はやや伸び悩んだが続伸したことなどが寄与して前年同期より29%増と続伸した。経常利益は、6300万円の赤字(前年同期は3億6800万円の赤字)と赤字幅を縮めたが、純利益は、創業者功労金5億円を特別損失に計上し8億1000万円の赤字(同5億7800万円の赤字)となった。

  2Q累計・3月通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は、21億円(前期比23%増)と増益転換し、2011年3月期の過去最高(20億2100万円)の更新を見込んでいる。

  株価は、猛暑関連人気で年初来高値をつけ高値もみ合いを続けてきた。同社が、国内女子サッカーリーグ「なでしこリーグ・カップ戦」のオフシャル・スポンサーの位置にあることもあり、「なでしこジャパン」の今後の国内凱旋で銀メダル関連人気も再燃させ、PER7倍台の割安修正に再発進する展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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