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【アナリストの眼】好業績とテーマ性のクリークリバー、まず年初来高値挑戦
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■好業績とテーマ性のクリークリバー、まず年初来高値挑戦
クリエイター派遣のクリーク・アンド・リバー社 <4763> (JQS)については、好業績見通しに注目したい。電子書籍関連のテーマ性や中国などアジア市場への事業展開などが材料視されて動意付く場面もありそうだ。
今期(13年2月期)連結業績見通しについての会社予想は、売上高が前期比7.7%増、営業利益が同18.4%増、経常利益が同9.7%増、純利益が同37.8%増の増収増益見込みとしている。国内ではテレビ番組制作やSNSゲーム開発分野が好調に推移する見込みであり、電子書籍制作受託事業、出版・医療・IT・法曹・会計分野のエージェンシー事業などの収益化も寄与する模様だ。年間配当については200円(期末一括200円)としている。
7月5日に発表している今期第1四半期(3~5月期)連結業績は、売上高が前年同期比16.6%増、営業利益が同4.9倍、経常利益が同3.4倍、純利益が同76倍の大幅増収増益となり、通期の会社予想に対する進捗率は売上高が25.5%、営業利益が21.9%、経常利益が21.9%、純利益が21.7%となっている。
株価の動きを見ると、6月4日には年初来安値となる1万3330円まで下落したが、急反発して7月11日には年初来高値となる3万4800円まで一気に上昇した。電子書籍関連が材料視されたようだ。その後は人気一巡し、足元では概ね2万円近辺で推移している。
8月8日の終値2万90円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1625円78銭で算出)は12~13倍近辺、今期予想配当利回りは1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万5123円27銭で算出)は1倍台前半となる。
指標面で見れば特に割安感が強いという水準ではないが、今期の好業績見通しに加えて、電子書籍関連などのテーマ性も材料視されるだけに、きっかけ次第で動意付く可能性があるだろう。当面のターゲットは年初来高値水準の3万5000円近辺だろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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