パナソニック、「待機電力ゼロ」の温水洗浄便座を発売

2012年8月7日 20:37

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DL-WF60(画像:パナソニック)

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 パナソニックは7日、業界トップクラスの省エネ性能(瞬間式において)に加え、新たに開発したトイレ未使用時の「待機電力0(ゼロ)」を実現する節電モード搭載の温水洗浄便座「ビューティ・トワレ」WFシリーズを、9月26日より発売すると発表した。

 昨今、厳しい電力事情を背景に節電に関する意識が一層高まっており、消費電力の効率的な活用と、無駄な待機電力の削減が注目されている。そのような中、温水洗浄便座は、家庭における機器別エネルギー消費量の内訳において年間使用電力が6位、さらに待機電力のみに限った場合では5位にランクされている。

 今回発売する新製品は、業界トップクラスの省エネ性に加え、トイレに人がいない時の待機電力を0(ゼロ)にするモードを新しく搭載。このモードは、便座とシャワーを瞬時にあたためる独自技術に加え、トイレに人が出入りする状態を感知する制御部分に新技術を取り入れることで待機電力ゼロを実現した。これにより、これまで待機電力を節電するため未使用時に電源プラグを抜くケースが見られたが、同様の効果を電源プラグを抜かずに可能とした。

 また、シャワーの入/切や、便座の開閉を清潔におこなうことができる「タッチレスリモコン」を採用し、便座やリモコンに手を触れずにおしり洗浄や男性小用が可能となり、昨今高まる清潔ニーズにも対応した。

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