放射性セシウムは硫酸塩エアロゾルに含まれて運ばれた

2012年8月3日 10:25

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記事提供元:スラド

 maia 曰く、

 原発事故により放出された放射性セシウムが、硫酸塩エアロゾル中に含まれた形態で大気中を運ばれている可能性が高いことが分かった (産業技術総合研究所の研究成果) 。

 詳しくは産総研の発表を読んでいただくとして、要は 2011 年 4 月 28 日 〜 5 月 12 日に観測された放射性セシウムを含む粒子の粒径分布 (0.2 〜 0.3 μm と 0.5 〜 0.7 μm に極大値を持つ二峰性) が、硫酸塩エアロゾルの特徴と一致し、それ以外では説明できないということのようである。放射性セシウムが付着した土壌粒子の再飛散の影響はありうるが、それだと粒径は大きいものとなり、また観測当時は再飛散は少なかったと考えられる。

 放射性セシウムは、おそらく硫酸塩エアロゾルの形成初期に取り込まれ、その後大気中での寿命が長い粒径に成長し、長い距離を輸送され、その後乾性沈着(要は拡散して落下)、または落下中の雨や雪に衝突して落下、あるいは硫酸塩エアロゾルを核として成長した雲粒・霧粒の重力沈降、または降水として地表面に落下したと考えられる。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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