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【アナリストの眼】日本エムディエムはテーマ性で上値挑戦も、自社品比率上昇は期待
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医療機器輸入商社の日本エム・ディ・エム <7600> は30日、13年3月期第1四半期(12年4~6月)の連結業績を発表した。
売上高は21億35百万円、営業利益は51百万円の赤字、経常利益は1億29百万円の赤字、純利益は1億13百万円の赤字となった。前年第1四半期は決算期変更に伴い6~8月のため前期比増減率は記載されていないが、保険償還価格引き下げの影響などで営業赤字だった。整形外科分野の医療機器販売が下期繁忙型であることも影響している模様だ。
通期連結業績の会社見通しについては期初時点の予想を据え置き、売上高が95億円、営業利益が7億円、経常利益が5億50百万円、純利益が2億60百万円、年間配当は5円(期末一括5円)としている。保険償還価格引き下げに加えて、ジョンソン・エンド・ジョンソンとの販売契約終了(6月末)も影響するが、第2四半期以降は米国子会社ODEVの自社製品販売増加により、自社製品比率が上昇して売上総利益率が改善する模様だ。為替レートについては1米ドル=83円と想定している。
骨接合材料、人工関節、脊椎固定器具など整形外科分野の医療機器輸入販売を主力としているため、高齢化進展も背景に市場拡大が期待されている。2年ごとに実施される保険償還価格改定の影響を受けるうえに、有力商品の販売契約解消などもリスク要因となるが、自社製品の売上構成比上昇で利益率改善が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、人気一巡して5月15日の年初来安値200円まで下落する場面もあったが、下値を固めて反発し7月12日には318円まで急騰する場面があった。足元では安値圏の200円台前半に回帰している。
7月30日の終値224円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS9円83銭で算出)は22倍近辺、今期予想配当利回りは2%台、実績PBR(前期実績の連結BPS423円22銭で算出)は0.5倍台となる。PBRには割安感があるだろう。 第1四半期の営業赤字を嫌気する動きが一時的に出る可能性もあるが、期初時点で第2四半期累計の営業赤字見通しを公表済みであり、下期繁忙型の収益構造を考慮すればネガティブ材料とは言えないだろう。成長期待が高い医療分野というテーマ性があり、週足チャートを見ると年初以降は幾度となく上値にトライする場面もあるだけに、下値固めが完了すれば動意付く場面がありそうだ。当面のターゲット水準は300円近辺だろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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