【今、この銘柄】うかい、高PERの反動で下値固めに、強いブランド力が支え

2012年7月26日 09:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  和洋食の高級料理店を展開する、うかい <7621> (JQS)の株価については、既存店売上高伸び率の改善など好材料待ちとなりそうだ。

  高級料理店「うかい」のブランド力は高いが、消費者の節約志向が高まっているだけに、収益拡大に向けた施策がポイントだろう。既存店では催事やブライダルの強化、海外からの集客力強化を目指しているが、新商圏や新業態への展開も課題だろう。

  今期(13年3月期)通期業績(非連結)についての会社予想は、売上高が前期比0.5%増、営業利益が同20.2%減、経常利益が同24.8%減、純利益が同44.7%減としている。海外からの来客数の増加を見込んでいるが、人件費や店舗設備費の増加を主因として減益の見込みである。年間配当については10円(期末一括10円)の予想としている。

  なお会社リリースによる月次売上動向を見ると、既存店売上高伸び率(前年同月比、速報値)は4月が110.5%、5月が96.7%、6月が96.0%となっている。5月以降は伸び悩みの模様だが、天候不順も影響しているだろう。

  株価の動きを見ると、3月19日に年初来高値1551円を付け、1500円近辺のモミ合いレンジからの上放れを期待させたが、反落して6月5日には年初来安値となる1400円まで下落した。その後も概ね1400円台で推移し、モミ合いレンジを切り下げる展開となっている。

  7月25日の終値1421円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS35円14銭で算出)は40倍近辺、今期予想配当利回りは0.7%近辺、実績PBR(前期実績のBPS782円39銭で算出)は1倍台後半となり、割安感に欠ける水準だろう。

  株主優待制度が下値を支えるとも考えられるが、週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを圧迫する形であり、当面は1400円近辺での下値固めがポイントだろう。既存店売上高伸び率の改善など好材料待ちとなりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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