【注目の決算発表】パソナグループは今期業績が増益転換し市場予想を上回るが利益確定売りで反落

2012年7月17日 13:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  パソナグループ <2168> は17日、1000円安の5万7000円と3営業日ぶりに反落している。連休前の前週末13日大引け後に5月期決算を発表、前期業績が、今年5月の下方修正値を上ぶれて連続減益率を縮めて着地し、今期は、増益転換を予想し市場コンセンサスを上回るが、利益確定売りが先行している。

  前期業績は、利益が、5月の下方修正値を2億1100万円~7900万円上ぶれ、前々期比1%増収、18%経常減益、92%減益となった。エキスパートサービス(人材派遣)で、派遣スタッフの5月分の有給休暇取得などの原価が想定を下回り、インソーシング(委託・請負)でも原価が抑制され、全社的なコスト圧縮に取り組んだことが要因となった。

  今期業績は、前期に相次いで実施したM&Aにより多様化する顧客ニーズに対応可能な事業基盤を構築するとともに、人材派遣需要の緩やかな回復、委託・請負事業でも、官公庁・自治体向けの行政事務代行などへの業務領域拡大を目指し、新規連結子会社増加やのれんの償却費発生を効率化によるコスト削減でカバーして増益転換を予想、経常利益は、29億円(前期比38%増)と市場コンセンサスを9億円上回り、純利益も、3億5000万円(同12.0倍)と大幅続伸する。

  株価は、5月の前期業績下方修正で窓を開けて年初来安値4万9900円まで2割安となり、下落幅の3分の2戻し水準までリバウンドした。強弱感対立のなか下値再確認が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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