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【今、この銘柄】「販売エリア拡大戦略」で躍進の小野建、超割安、見直し余地大
北九州を地盤とする鉄鋼専門商社の小野建 <7414> に注目しておきたい。足元の株価水準は指標面の割安感が強いうえに、前週から九州地方北部を襲った豪雨による被害が大きいため、復旧特需が材料視される可能性もありそうだ。
鉄鋼商品(鋼板類、条鋼類、丸鋼類)を中心に建設機材なども取り扱う独立系の専門商社で、市場成熟や市況低迷への対応が課題となっている。しかし、老朽化が進む社会インフラや建築物の膨大な更新需要も予想されるため、中期的な市場環境は決して悪いわけではない。基本戦略としている販売エリア拡大や販売シェア向上の推進によって、成長余地があるだろう。
今期(13年3月期)通期連結業績の会社予想は、売上高が前期比5%増、営業利益が同40%増、経常利益が同34%増、純利益が同42%増としている。前期は販売数量増ながら市況低迷の影響で減益だったが、今期は市況が上向く模様で、大幅増益の予想となっている。また連結配当性向30%を目安としており、年間配当は30円(前期比8円増配で前々期水準に復元)の予想である。
株価の動きを見ると、2010年以降は大勢として600円~800円のレンジ相場だが、5月11日の安値600円で底打ち反転した。足元では26週移動平均線を回復し、レンジ上限に向けて戻り歩調の展開となっている。
7月13日の終値673円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS103円68銭で算出)は6倍台、今期予想配当利回りは4%台、実績PBR(前期実績の連結BPS2229円08銭で算出)は0.3倍近辺となり、割安感の強い水準である。
2月28日の年初来高値749円は視野に入っており、当面はレンジ上限の750円~800円がターゲット水準となりそうだ。さらに、指標面の割安感が強いだけに、弾みがついてレンジ上限を突破すれば一段高の可能性もあるだろう。
商社セクターの株価は総じて低PERに放置されているが、割安感が見直されて水準訂正の動きが強まるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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