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【株式市場を検証】日経平均株価は反発、TOPIXは続落、3連休前の週末で手控えムード
【7月13日の株式市場の動き】
■東証1部市場の売買代金は2営業日連続で1兆円を上回ったがSQ算出日としては低水準
13日の主要株価指数は高安まちまちとなった。日経平均株価は前日比4円11銭(0.05%)高の8724円12銭となり、7営業日ぶりに小幅反発した。TOPIXは前日比1.15ポイント(0.15%)安の746.34となり、小幅に7営業日続落した。中国4~6月期GDP発表を通過したが、3連休前の週末で方向感なく、手控えムードを強めた。株価指数オプション7月物SQ(特別清算指数)は8678円36銭だった。
日経平均株価の日中値幅は63円62銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆86億円となり前日の1兆581億円に比べて減少した。2営業日連続で1兆円を上回ったがSQ算出日としては低水準だった。
前日12日の米国株式市場は下落した。ダウ工業株30種平均株価は前日比31ドル26セント(0.25%)安の1万2573ドル27セントと6営業日続落した。前日比プラス圏に浮上する場面もあったが、景気減速や企業業績に対する警戒感で売りが優勢だった。米新規失業保険申請件数は減少したが反応薄だった。S&P500株価指数は前日比0.50%安と6営業日続落、ナスダック総合株価指数は前日比0.75%安と5営業日続落した。
この流れを受けて日経平均株価は前日比18円66銭安と売り優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き110万株の買い越し観測だった。寄り付き前に、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスによるイタリア国債格付け引き下げが伝わったが、反応は限定的だった。
寄り付き後の日経平均株価は、中国4~6月期GDPの発表が意識されて方向感がなく、前日終値を挟む小幅レンジでモミ合う展開となった。その後11時に中国4~6月期GDP発表されたが、ほぼ市場予想の水準だったため反応は限定的だった。
午後に入ると日経平均株価は概ね前日比プラス圏で推移し、午前に比べて上昇幅をやや広げる場面があった。中国株式市場の上昇が安心感につながった。ただし3連休前の週末で、売り買いともに手控えムードを強めた。結局、日経平均株価は小幅高にとどまり、TOPIXは前日比マイナス圏に転じて取引を終了した。
東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄850(全体の51%)、値下がり銘柄653(全体の39%)だった。方向感に欠ける展開だったが、セクター別に見ると建設、食品、ガラス・土石製品、非鉄金属、精密、卸売、その他金融などが上昇した。一方で保険、海運、電力・ガスの大幅下落が目立った。また水産・農林、ゴム製品、その他製品、銀行、証券、陸運、倉庫・運輸、サービスも下落した。
東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位のソフトバンク <9984> 、3位のファナック <6954> 、5位のアステラス製薬 <4503> 、7位のファーストリテイリング <9983> 、9位のコマツ <6301> 、10位のシャープ <6753> 、13位のパナソニック <6752> 、17位の日産自動車 <7201> 、18位の三菱商事 <8058> 、19位の三井物産 <8031> が上昇した。
一方では2位の三菱UFJFG <8306> 、4位のキヤノン <7751> 、6位のホンダ <7267> 、8位のトヨタ自動車 <7203> 、11位のセブン&アイ・ホールディングス <3382> 、12位の三井住友FG <8316> 、14位のソニー <6758> 、15位のみずほFG <8411> 、16位の日立製作所 <6501> 、20位のKDDI <9433> が下落した。
重要イベントの中国4~6月期GDPがほぼ市場予想の水準となり、アク抜け感や安心感の広がりも期待されたが、結果的には中国GDPに対する顕著な反応は見られず、動意に乏しい展開のまま取引を終了した。3連休前の週末ということが手控えムードにつながったようだ。
5日のECB理事会、6日の米6月雇用統計、11日~12日の日銀金融政策決定会合、そして今日の中国4~6月期GDPと続いた重要イベントを通過したが、結果的には世界景気の減速に対する警戒感を意識する展開となった。
来週は米国で4~6月期業績発表が本格化し、日本でも週後半から業績発表が始まる。企業業績に対しての期待感はかなり後退していると考えられるが、来週は重要イベントの谷間となるだけに、方向感に乏しく個別物色の展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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