日立、電力使用量「見える化」サービスに統合管理を可能とする新機能を追加

2012年7月12日 12:36

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 日立製作所は11日、電力などのエネルギー使用量を見える化するクラウド型環境情報管理サービス「EcoAssist-Enterprise - Light」に、国内初となる、さまざまなメーカーのシステムや異なる形式のデータを統合して一つの画面で提供するサービスを追加し、7月18日より販売を開始すると発表した。

 従来、すでに施設に備え付けられているBEMSや自動検針装置などのエネルギー管理システムは、メーカーやシステムが異なる場合にはデータの形式も異なり、一つのデータに集約して一括で把握することが困難だった。

 そこで日立は、顧客が複数の拠点で異なるエネルギー管理システムを導入していても、エネルギー使用量のデータをリアルタイムに統合することを可能とする新機能をサービスに追加し、企業や自治体全体の電力使用量「見える化」を実現する。これにより、全社および拠点ごとのエネルギー使用状況を把握できるだけでなく、節電に対する課題の早期把握や、意識の高揚につながり、効率的な電力使用の抑制が図れるという。

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