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東京エレクトロンは1Q受注額の続落が追い討ち材料となり急続落
東京エレクトロン <8035> は、205円安の3480円と3営業日続落している。前週末6日に今3月期第1四半期(4~6月期、1Q)の受注額を発表、前四半期(2012年1~3月期、4Q)に対して28%減と連続してマイナスとなったことが、今3月期業績の連続減益予想、移転価格税制に基づく更正通知・追徴課税に次ぐ追い討ち材料となりリスク回避売りが増勢となっている。
1Q受注額は、790億円と減少し、2011年10~12月期の1500億円から4Qの1093億円に次ぐ続落となり、減少率が悪化した。部門別で半導体製造装置が、ロジック、メモリとも4Q比29%減の760億円となり、フラットパネルディスプレイ・太陽電池製造装置が、28億円から30億円に増加したものの大きく続落した。
株価は、スマートフォン・タブレット端末向け先端パッケージ技術を保有する米国のネックス・システムズ社(マサチューセッツ州)を買収したことを好感して年初来高値4950円まで上値を伸ばしたが、今期業績の減益転換予想が市場コンセンサスを下回るとして同安値3340円まで大きく調整、300円幅の底上げをした。下値再確認が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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