【注目の決算発表】スギホールディングスは1Q経常益続伸も純益減益を嫌って反落

2012年7月4日 11:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  スギホールディングス <7649> は4日、37円安の2611円と反落している。前日3日大引け後に今2月期第1四半期(1Q)決算を発表、経常利益が、続伸し順調な利益進捗率を示したが、純利益が、減益転換したことを嫌い、前日ザラ場につけた年初来高値2658円を前に利益確定売りが先行している。

  1Q業績は、前年同期6%増収、8%経常増益、25%純益減益となり、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績対比の利益進捗率は、52~54%と目安の50%をクリアした。グループ全体で16店舗を新規出店(閉店4店舗)し、ファーマシー事業では、前年同期の東日本大震災の特需反動や花粉症関連商品の販売減があったが、調剤室改装、品揃え、売り場つくりなどによる処方箋調剤、ビューティケア、食品の販売増でカバー、ドラッグ事業でも間接部門の人員・組織見直しなどにより固定費削減に取り組んだことなどが要因となった。純利益は、前年同期計上の子会社売却益が一巡し減益転換した。

  今期2Q累計・2月通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は、115億円(前期比0.6%増)と連続の過去最高更新を予想している。

  株価は、今期の連続最高純益更新業績が市場コンセンサスを上回り、さらに月次売上高が連続プラスで推移していることも続いて年初来高値まで200円高しているが、PERはなお15倍台と割安である。株不足で逆日歩のつく信用好需給と綱引きして下値を再確認しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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