楽天、消費電力を可視化 サンダル出勤可能なスーパークールビズも開始

2012年7月2日 13:18

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 楽天は、一人あたり消費電力20%削減(2010年度比)を目標とした節電活動「Rakuten Smart Green Project」において、社内向けに消費電力見える化アプリケーション「Rakuten Smart Green Meter」を開発し、6月29日にリリースした。また、節電への協力を従業員から得るため、6月18日よりサンダルやショートパンツでの出社も許可するスーパークールビズ「楽天ハワイアン・サマー」も開始している。

 楽天は、これまでの活動により消費電力データの精緻化を行い、本社である楽天タワーにおいて日時での消費電力の把握と予測ができるようになった。またこのデータを分析することで、使用されている場所と照明・空調・コンセントなどの使用分類を特定できるため、削減対象も明確になった。このデータをよりリアルタイムに取得するために電力測定センサーを楽天タワーに導入し、あわせて社内全体で詳細に消費電力状況を把握するためオリジナルの「Rakuten Smart Green Meter」を開発した。

 計測した内容を協力者である従業員に共有することで理解を得ること、ならびに具体的な節電策をシミュレーションし、節電要請のある地域での実施を促進する予定。

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