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【株式市場を検証】ギリシャ再選挙控えて様子見ムード継続
【日経平均株価、TOPIXともに小幅反発】
■東証1部市場の売買代金は5営業日連続で1兆円を下回る
15日は小幅に上昇した。日経平均株価は前日比43銭(0.01%)高の8569円32銭、TOPIXは前日比0.91ポイント(0.13%)高の726.57となり、いずれも小幅に反発した。前日の米国株式市場が上昇した流れを引き継いだが、様子見ムードの強い展開が続いた。
日経平均株価の日中値幅は72円44銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で9341億円となり、前日の8598億円に比べて増加したが5営業日連続で1兆円を下回った。
前日14日の米国株式市場は上昇した。ダウ工業株30種平均株価は前日比155ドル53セント(1.24%)高の1万2651ドル91セントと反発した。米5月消費者物価指数が下落したことや米週間新規失業保険申請件数が増加したことを受けて追加緩和期待が広がった。またロイターによる「17日のギリシャ再選挙後の金融市場の混乱に備えて、世界の主要中央銀行が協調資金供給を用意している」との報道を好感した。S&P500株価指数は前日比1.08%高と反発、ナスダック総合株価指数は前日比0.63%高と反発した。
この流れを受けて日経平均株価は前日比39円54銭高と買い優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き160万株の売り越し観測だった。
寄り付きの買い一巡後は、日経平均株価は上昇幅を縮小し、概ね前日終値付近でモミ合う展開となった。売り買いともに様子見ムードを強めた。
午後に入ると序盤に、日経平均株価は上昇幅を広げる場面があったものの、積極的な買いは見られず、午前と同様に概ね前日終値付近でモミ合う展開となった。日銀の追加緩和見送りを受けて為替がやや円高方向に傾いたことも弱材料視された。日経平均株価、TOPIXともに、この日の安値圏で取引を終了した。
東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄671(全体の40%)、値下がり銘柄849(全体の51%)だった。全体として方向感に乏しい展開の中、セクター別には水産・農林、パルプ・紙、銀行、保険、その他金融、空運、情報・通信、サービス、電力・ガスなどが上昇した。一方で鉱業、ゴム製品、金属製品、自動車、卸売、証券、倉庫・運輸などが下落した。
東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位のグリー <3632> 、2位のディー・エヌ・エー <2432> が大幅上昇した。また3位の三菱UFJFG <8306> 、6位の三井住友FG <8316> 、8位のソフトバンク <9984> 、12位のみずほFG <8411> 、14位のファーストリテイリング <9983> 、18位のパナソニック <6752> 、19位のNTT <9432> が上昇した。
一方で4位のキヤノン <7751> 、5位のトヨタ自動車 <7203> 、7位のホンダ <7267> 、9位の野村ホールディングス <8604> 、10位のファナック <6954> 、11位の日立製作所 <6501> 、15位の伊藤忠商事 <8001> 、16位の日産自動車 <7201> 、17位のソニー <6758> 、20位のコマツ <6301> が下落した。
日銀金融政策決定会合は大方の事前予想どおりだったが、引き続き17日のギリシャ再選挙、19日~20日の米FOMC(連邦公開市場委員会)と重要イベントを控えているだけに、売り買いともに動けず様子見ムードはやむを得ないだろう。
来週は注目のギリシャ再選挙の結果次第だが、緊縮財政支持派が政権を獲得するとの観測が広がっていることに加えて、14日のロイターによる「週末のギリシャ再選挙後の市場の混乱に備えて世界の主要中央銀行が協調資金供給を用意している」との報道を受けて、最悪のシナリオは回避されるとの見方がある一方で、波乱にも警戒が必要になるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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