【この銘柄の注目材料】ビー・エム・エルの第5次中期計画、売上1000億円台

2012年6月4日 10:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  臨床検査大手のビー・エム・エル <4694> は、このほど、「中期経営計画」を発表、売上高経常利益率8%台など収益力向上が注目されている。

  2011年度(2012年3月期)で第4次中期計画が終了したことから、新たに2012年度~2014年度(2015年3月期)までの3ヵ年を対象とする「第5次中期経営計画」をスターした。

  第4次中期経営計画が事業基盤再構築をビジョンとして、同社グループのインフラ整備の期間と位置付け、人材育成、システム再構築などを通じて売上高1000億円実現の体質再構築を主眼に置いていた。第5次中期経営計画では、「品質」について全社全部門で見つめ直し信頼性を高めることが成長に最も重要な課題と捉え、『Quality Leading Company』をグループビジョンに掲げた。

 事業別戦略は次のようになっている。

【臨床検査事業】

  クリニック市場および病院の開拓に加え、既存ユーザーへの深耕開拓。このため、提案力の強化と研究開発部門との連携による学術営業力を強化する。「エリア戦略の再構築」に取組み、営業所は配置の見直しと地域別ラボ戦略の強化、さらに、「IT活用による新しい医療サービス提供」として、IT活用による新たな付加価値と利便性向上に取り組む。

【食品衛生事業】

  検査品質の向上を図るため「ISO17025」を新たに取得する他、登録検査機関の資格取得にチャレンジし受注拡大を図る。

【医療情報シスエム事業】

  直販・販社を含め販売体制の強化に努めるとともに、地域友好検査センターとの連携など販促手段を強化。新商品『クオリス』に新たな機能を開発し、利便性を向上させる。従来商品『メディカルステーション』は高機能電子カルテとしての特長を活かし販促に努める。

【数値目標】

  2015年3月期の売上1020億円(2012年3月期922億100万円)を計画、1000億円台を達成する。経常利益83億円(2012年3月期52億2900万円)、売上高経常利益率8.1%(2012年3月期5.74%),ROE(株主資本利益率)7.9%の見通し。

  なお、同社の今期(2013年3月期)は3.0%増収、営業利益28.3%増益、経常利益33.9%増益、1株利益174.2円の見通し。配当は年40円の予定。

  株価は年初来高値が2181円(3月28日)、安値1765円(1月12日)、直近値1913円(6月1日)。利回り2.09%、PER10.9倍。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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