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【注目の決算発表】太平洋セメントは業績評価よりMSCI指数構成銘柄採用を買い急反発
太平洋セメント <5233> は16日、10円高の178円と11営業日ぶりに急反発している。前日15日大引け後に3月期決算を発表したが、この業績評価より、この日朝方に発表された世界の機関投資家の運用上のベンチマークとなっているMSCI株価指数の構成銘柄に新規採用されたことによる需給好転の思惑が先行し買い再燃となっている。
3月期業績は、前期が、純利益を除き昨年8月の予想値を上ぶれて着地し、今期も続伸を予想したが、営業利益が、今年5月11日の観測報道値、純利益が市場コンセンサスにそれぞれ未達となっている。
前期業績は、前々期比0.2%増収、77%営業増益、2.4倍経常増益、76%純益増益と大幅続伸した。東日本大震災の津波被害を受けた大船渡工場が復旧して被災地のガレキなどの焼却処分を開始し、セメントの国内需要も、官公需が減少したが、民需がマンション建設や首都圏の再開発を受けて増加、資源事業で北海道新幹線建設工事や震災復興需要で骨材の販売数量が伸び、環境事業で災害廃棄物処理を進めたことなどが寄与した。
今期業績は、官需の震災復興需要が本格化するとして続伸を予想、営業利益を360億円(前期比23%増)としたが、観測報道値を約10億円下回り、純利益を100億円(同27%増)としたが、市場コンセンサスに約70億円未達となる。
株価は、前期第3四半期の好決算に復興需要本格化の先取り人気が加わって年初来高値195円まで買い進まれ再度の160円台固めとなっている。信用倍率7倍弱と積み上がった信用買い残と綱引きしつつ一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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