国際計測器:12年3月期連結業績は増収ながら大幅減益

2012年5月16日 09:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■円高ドル安による為替の影響と振動試験機の販売価格を考慮したことが響く

  バランシングマシンの国際計測器 <7722> (JQS)は15日、12年3月期連結業績を発表した。

  同社グループは、前期、生産ライン用の試験装置であるバランシングマシン及びシャフト歪自動矯正機と共に、研究開発用の試験装置である各種の電気サーボモータ式振動試験機の営業活動を積極的に展開し、中国をはじめとするアジアのタイヤメーカーからの生産ライン向けタイヤ関連試験機を中心に106億2百万円(前年同期比13.4%減)の受注を獲得した。

  その結果、12年3月期連結業積は、売上高108億73百万円(1.1%増)、営業利益11億46百万円(同37.8%減)、経常利益11億73百万円(同27.4%減)、純利益5億56百万円(同45.0%減)と増収ながら大幅減益となった。

  大幅減益となった要因は、外貨建の売上高の割合が高いことから、円高ドル安による為替の影響、また新規開発製品である大型の電気サーボモータ式振動試験機について、同試験機の市場占有率を高めるための営業戦略的見地から、販売価格について考慮したこと等により売上総利益率が低下したこと

■13年3月期連結業績予想は増収大幅増益を見込む

  今期は、主力製品である生産ライン用のタイヤ関連試験機についてコストダウン・精度向上を目指して研究開発に取組んでいる。

  一方の、新規開発の電気サーボモータ式振動試験機は、自動車関連メーカーに加え、鉄道・流通・家電関連メーカー・大学・研究所等の多方面の業界に拡販しているが、今後も、家電・事務機器・建築業界・電力業界等で防災研究のための試験設備(地震振動シミュレーション装置)として需要が高まるものと期待している。

  13年3月期連結業績予想は、売上高110億円(前期比1.2%増)、営業利益17億円(同48.3%増)、経常利益16億50百万円(同40.6%増)、純利益8億80百万円(同58.1%増)と増収大幅増益を見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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