【注目の決算銘柄】アドアーズは純利益が黒字化し2期ぶり復配

2012年5月15日 18:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■合理化と商品力・景品力などでシニア層まで顧客広がる

  アミューズメント施設の運営や設計・施工の大手・アドアーズ <4712> (JQS)は15日の大引け後に2012年3月期の決算を発表。業績は、売上高が前期比15.8%減の218.5億円となったものの、営業利益は同3.8倍の10.0億円となり、純利益は前期の約42億円の赤字から9.2億円の黒字に大転換した。不採算店の閉店や節電対応、本社施設の統合や倉庫の解約など、徹底した合理化策を推進した。期末配当は1円とし、2期ぶりの復配となった。

  主力のアミューズメント施設運営事業では、マーケティングや商品力、景品の差別化などにより、女性・ファミリー層に加え、シニア層にまでわたる多くの新規顧客層に恵まれた。また、この年度から開始したカプセル自販機の設置・運営事業では、当初見込んでいた設置台数には若干届かなかったものの、台あたりの売り上げは、おおむね計画通りの水準を確保することができた。

  今期は、このV字回復基調を維持・延伸し、売上高は5.0%減の207.5億円、営業利益は0.3%増の10.1億円、純利益は23.9%減の7.0億円を予想する。予想1株利益は5.80円。

  株価は、4月16日に157円の高値をつけたあと調整相場に転じ、5月中旬からは日経JASDAQ平均株価の下げ足加速に連動するように軟化し、安値は本日前場の84円(12円安)。終値は持ち直して91円(5円安)だった。高値に向かう途中、90円をはさんでもみ合う局面があったため、今度は90円前後が下支えになる可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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