エス、音声専用SNSサイト「iKotodama」のiPhoneアプリを無料配信

2012年5月14日 12:24

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音声専用SNSサイト「iKotodama」iPhoneアプリのスクリーンショット

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 Webサービス開発のエス株式会社(広島県広島市)は、2012年2月16日にリリースした、サイト上で「声」を録音・再生・共有することができる音声専用SNSサイト「iKotodama(アイコトダマ)」のiPhoneアプリを、2012年5月7日よりAppStoreにて無料配信した。

 「iKotodama」は、「声」を投稿・共有・拡散することができる全く新しいコミュニケーションツール。面倒な文字入力は不要。話すだけの操作で自分の「声」を共有でき、家族や友人、恋人の「声」のぬくもりにいつでもどこでも触れることができるのが特徴。

 具体的には、「iKotodama」では音声を録音して投稿するだけのため、文字を打つわずらわしさから解消される。また、文字をベースにしたSNSにはない、圧倒的な速さでのコミュニケーションが可能。誰でも自分の好きな言葉や音楽を録音して投稿でき、返信も音声で簡単にできる。さらに、音声内容を伝える手段として数十種類ある絵文字シールを文字の代わりに利用可能。そのほか、自分の声の周波数が波形で表示される楽しい録音方法でつぶやける。

 加えて、TwitterやFacebookと連携し、従来のコミュニティで拡散して「声」を届けることができる。音声は全体公開だけでなくユーザー指定公開もできるため、特別な想いを「iKotodama」で伝えることができる。また、連続再生機能によりチェックした音声のみを連続再生して楽しむことができる。注目ユーザー、おすすめユーザーを自動表示するため、興味のあるユーザーをフォローして友達の輪を広げることができる。

 エス社の児玉昇司 代表取締役社長は、「現在のSNSは文字入力が主流のなか、もっと速くて簡単にできるSNSを作りたいとまずSNSサービスの開発が始まった。新たに配信を開始した本アプリによって、さらに手軽で簡単、そして密接的なコミュニケーションが可能になった。いつでもどこでも声をつぶやける本アプリで、今までにない新たなコミュニティを広げてもらいたい」と話している。

 今後iPhoneアプリに続きAndroidアプリを5月下旬にリリースする予定。また、ユーザーのニーズにあった魅力的なコンテンツや革新的なサービスの開発・改善を行っていくという。さらに、音声専用SNS「iKotodama」では、Web・アプリを通して、ラジオ、テレビ、Facebook、TwitterのSNSなどと連携したイベントの企画を進めていく方針で、新たなコミュニケーションツールとしてより多くの人に楽しんでもらえるSNSを目指すという。

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