【注目の決算発表】新光電工は黒字転換予想も黒字幅が市場コンセンサスを下回り急続落

2012年5月1日 13:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  新光電気工業 <6967> は1日、64円安の672円まで下げて3営業日続落している。

  連休前の4月27日大引け後に3月期決算を発表、前期は、4月23日の一転した上方修正通り赤字転落幅を縮めて着地し、今期は黒字転換を予想したが、黒字転換幅が市場コンセンサスを下回っており、期待感の反動で利益確定売りが増勢となっている。

  前期業績は、売り上げが前々期より10%減と減収転換し、経常利益が、17億5800万円の赤字(前々期は48億2000万円の黒字)、純利益が、22億4200万円の赤字(同24億400万円の黒字)と水面下に落ち込んだ。

  プラスチックパッケージが、携帯電話向けなどの需要が低調に推移し、期前半に在庫調整した影響を受け、メタルパッケージも、パソコンやデジタル家電向けの需要低迷で厳しい受注環境が続き、第4四半期に海外向けを中心に回復傾向を示したが、赤字転落した。

  今期は、引き続きスマートフォンなどの市場拡大、新興国のパソコン・デジタル家電などの需要拡大などが期待され、収益構造の再構築を図って増収・黒字転換を予想、純利益は26億円としたが、市場コンセンサスを約11億円下回る。

  株価は、前期第3四半期の赤字転落業績で悪材料出尽くし感を強め売り方の買い戻し主導で年初来高値850円まで300円高、3分の1押し水準への調整から前期業績の上方修正で800円台を回復した。下値を再確認しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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