【注目の決算発表】日本色材は経常利益続伸も純益減益予想が響く

2012年4月18日 18:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日本色材工業研究所 <4920> (JQS)は18日、13円高の375円と急伸して寄り付いたあと、次第に値を下げて12円安の350円と続落した。

  前日17日大引け後に2月期決算を発表、前期は、昨年9月の上方修正を下ぶれたが8期ぶりに過去最高純利益を更新して、期末配当を増配、今期は、経常利益が続伸するものの、純利益の減益転換を予想、株価水準が、1月13日につけた年初来高値385円に肉薄していることもあり、利益確定売りが交錯している。

  前期業績は、前々期比7%増収、5%経常増益と続伸し、純利益は、3億1400万円(前期比5.9倍)と大きく伸び、2004年2月期の過去最高(1億6500万円)を更新した。化粧品受託製造市場では、化粧品メーカーのアウトソーシングや異業種企業の参入で新製品の受注が増加、工場操業率のアップとコストマインドの浸透で利益も拡大、フランス子会社の業績回復も寄与しており、純利益は、年金制度変更や固定資産売却に伴う税金費用減少で大幅増益となった。

  配当は、15円(前期実績10円)に増配する。今期業績も、純利益が2億3800万円(前期比24%減)と減益転換するが、売り上げ、経常利益は、新規顧客開拓、新製品獲得で続伸、経常利益は3億9600万円(同22%増)と予想している。

  株価は、4月に入って全12営業日のうち7日間が値付かずで推移する極端な品薄・値付き難となっているが、投資採算的にはPERは6倍台、PBRは1倍ソコソコと割安である。目先売り一巡後の上値評価が見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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