【注目の決算発表】カナモトは1Q業績のV字回復で復興関連株買いが再加速し高値肉薄

2012年3月12日 09:38

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■高値抜けから一段高へ

  カナモト <9678> は12日、25円高の940円まで上げて3営業日続伸し、今年2月29日につけた昨年来高値942円にあと2円と肉薄している。

  前週末9日大引け後に発表した今10月期第1四半期(1Q)決算が、3ケタ増益のV字回復となったばかりか、利益が、第2四半期(2Q)累計予想をすでにオーバーし、通期の年間予想利益に対し高進捗率を示したことをテコに東日本大震災の復興関連株買いが再加速している。

  1Q業績は、前年同期比14%増収、2.2倍経常増益、3.2倍純益増益と急回復し、利益は、期初の第2四半期予想を上回り、年間予想対比で経常利益が71%、純利益が86%の高進捗率となった。

  建機レンタルが、大震災の復旧・復興需要に加えて、記録的な豪雪に伴う除雪関連商品の需要増で需給が改善し、被災地へのレンタル資産の適正配置、経費削減など選択と集中を徹底したことが要因となった。

  2Q累計・10月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、13億5000万円(前期比15%増)と続伸を見込んでいる。

  株価は、大震災発生直後に大震災の復旧・復興特需思惑で658円まで窓を開けて150円高し、その後の前期2Q業績の下方修正と2回の通期業績の上方修正が綱引きして500円台固めが続き、昨年12月開示の今期予想業績が市場コンセンサスを上回るとして昨年来高値まで400円高した。PERは22倍台と市場平均を上回るが、PBRは0.8倍と割り負けており、高値抜けから一段高に進もう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄診断】カルビーは米国、中国など海外展開の早期の収益化に期待が強い(2012/03/11)
【銘柄診断】三越伊勢丹HDは伊勢丹新宿本店や三越日本橋本店のリモデル効果に期待(2012/03/11)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2012/02/02)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事