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【株式市場を検証】東証2部指数は29連騰となり過去最長記録を継続
【日経平均株価、TOPIXともに3営業日続伸】
■日経平均株価は9600円台を回復
24日は上昇した。日経平均株価は前日比51円81銭(0.54%)高の9647円38銭となり3営業日続伸した。終値で9600円台を回復し、昨年8月4日(9659円18銭)以来の水準となった。一方、TOPIXは前日比4.94ポイント(0.60%)高の834.29となり3営業日続伸した。終値では昨年8月2日(843.96)以来の水準だった。週末要因もあり、前半は利益確定売りが優勢だったが、買い意欲は旺盛で、取引終了にかけて上昇幅を広げた。なお東証2部指数は29連騰となり過去最長記録を継続した。
日経平均株価の日中値幅は71円17銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆4811億円となり、前日の1兆4229億円に比べて増加し19営業日連続で1兆円を上回った。
前日23日の米国株式市場は上昇した。ダウ工業株30種平均株価は前日比46ドル02セント(0.36%)高の1万2984ドル69セントと反発した。米新規失業保険申請件数や米住宅価格指数を好感した。S&P500株価指数は前日比0.43%高と反発、ナスダック総合株価指数は前日比0.81%高と4営業日ぶりに反発した。米新規失業保険申請件数は35.1万件で、前週改定値の35.1万件に比べて横ばいだったが、市場予想以上に改善した。米12月住宅価格指数は前月比0.7%上昇して市場予想を上回った。
この流れを受けて、日経平均株価は前日比72銭安と小幅に売り優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き330万株の買い越し観測だった。週末要因で利益確定売りが出やすく、前日終値付近で売り買いが交錯する展開となった。
午後に入ると、日経平均株価は上昇幅を広げる展開となった。外国為替市場で対ドル、対ユーロともに、やや円安方向に傾いたことなどを好感し、輸出関連の主力株にも買いが入った。日経平均株価は結局、この日の高値9647円38銭で取引を終了した。またTOPIXも、この日の高値圏で取引を終了した。
東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄871(全体の52%)、値下がり銘柄646(全体の39%)だった。セクター別には、鉱業、鉄鋼、商社、銀行、証券、保険、不動産などが上昇した。一方で、情報通信や電力が軟調だった。
東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、10位の国際石油開発帝石 <1605> の大幅上昇が目立った。
また、1位の三菱UFJFG <8306> 、2位の野村ホールディングス <8604> 、3位のみずほFG <8411> 、4位のトヨタ自動車 <7203> 、5位の三井住友FG <8316> 、6位のホンダ <7267> 、8位のディー・エヌ・エー <2432> 、9位のファナック <6954> 、11位のキヤノン <7751> 、12位の三菱商事 <8058> 、14位の三井物産 <8031> 、15位の東芝 <6502> が上昇した。
一方で、22位のエルピーダメモリ <6665> の大幅下落が目立った。また、7位のソフトバンク <9984> 、18位の京セラ <6971> 、23位のNTTドコモ <9437> が下落した。
常識的には短期的な過熱感が警戒される中で、買い意欲が旺盛な相場が続いている。単なる売られ過ぎの反動や水準訂正にとどまらず、外国為替市場での円安進行や日銀の追加金融緩和が支援材料となり、輸出関連、内需関連ともに買われている形だろう。急ピッチの上昇に対して懐疑的なコメントが聞こえてくる間は、上昇が続く可能性もあるだろう。また来週も引き続き、為替動向や物色循環がポイントだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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