ホンダ、新設計の700ccエンジンを搭載した大型モデル「NC700X」を新発売

2012年2月17日 17:22

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NC700X<ABS>(マグナレッド)(画像:ホンダ)

NC700X<ABS>(マグナレッド)(画像:ホンダ)[写真拡大]

  • NC700X(パールサンビームホワイト)(画像:ホンダ)

 ホンダは17日、力強いトルク特性で扱いやすく燃費性能に優れた新設計の水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒700ccエンジンを搭載した大型モデル「NC700X」を、2月24日に発売すると発表した。NC700Xは、「ニューミッドコンセプト」シリーズとして開発した3モデルの1台で、国内の発売では第一弾となる。価格は64万9,950円(税込)から。

 開発にあたっては、ニューミッドコンセプトの「市街地走行やツーリングなどの常用域で扱いやすい」、「快適で味わい深く燃費性能に優れたミドルクラスのモーターサイクルをお求めやすい価格で提供したい」といった思想を反映している。

 エンジンは、低・中回転域での力強い出力特性に加え、燃焼効率の追求による低燃費化を目指し、理想的な燃焼室形状や低フリクション技術などを多岐にわたり採用。燃費は41.0km/L(60km/h定地走行テスト値)を達成している。

 車体は、しなやかで剛性にも優れたダイヤモンドフレームに、高い路面追従性を発揮する前・後サスペンションを採用。また、燃費性能を高めたことにより、燃料タンクを小型化し、シート下に配置。従来の燃料タンク部には、フルフェイスヘルメットも収納可能な容量21Lのラゲッジスペースを装備することで、使い勝手に優れたものとしている。

 スタイリングは、ホンダのモーターサイクルづくりの新たなコンセプト「クロスオーバーコンセプト」の思想に基づき、躍動感にあふれ力強く洗練されたデザインとしている。また、アップライトなライディングポジションによって、市街地走行やツーリングなど幅広いシチュエーションで楽しく快適な走行を楽しむことができる。

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