【注目の決算発表】住友金鉱は業績再減額・減配も金価格反発でカバーしてもみ合い

2012年2月8日 13:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  住友金属鉱山 <5713> は8日、13円安まで下げたが9円高の1127円まで上げて小反発するなど、前日の終値を挟んでもみ合っている。

  前日7日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算とともに、昨年11月に続く3月通期業績の再下方修正と期末配当の減配を発表したが、前日の米国市場で、金先物価格が、23.50ドル高の1トロイオンス=1748.40ドルと反発したことでカバーし売り買いが交錯している。

  3月通期業績は、11月予想値より売り上げをさらに110億円引き上げたが、経常利益を60億円、純利益を130億円それぞれ引き下げ、純利益は、540億円(前期比35%減)と減益転換率を悪化させる。

  非鉄金属価格は、需要減少で下落したあと、底値を探る状況から脱しつつあるが、円高の影響や、材料セグメントの売り上げが、販売環境悪化で160億円下ぶれ、利益が20億円の赤字となり、製錬・材料セグメントの事業構造改革により減損損失を計上したことなどが要因となった。

  期末配当は、期初予想の16円を10円に引き下げ、年間26円(前期実績32円)に減配する。

  株価は、昨年11月の業績減額で昨年来安値936円まで売られ、同社の株価連動性の高い金先物価格の持ち直しとともに200円幅の底上げをした。戻り場面では強弱感の対立が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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