【注目の決算発表】東京エレクトロンは3Q受注79%増も業績大幅減益転換を売り直し急反落

2012年2月6日 11:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  東京エレクトロン <8035> は6日、345円安の4055円まで下げて変わらずを含めて4営業日ぶりに急反落している。前週末3日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算を発表、3Q受注高が、前四半期(7~9月期、2Q)実績に対して79%増と高変化したが、業績が減収・2ケタ減益転換して着地したことを嫌い、利益確定売りが先行している。

  3Q業績は、前年同期比4%減収、34%経常減益、47%純益減益と落ち込み、昨年10月に一転して上方修正した3月通期業績対比の純益進捗率は、77~68%と目安の75%からはマチマチとなった。

  エレクトロニクス産業では、スマートフォンなどの情報端末機器は堅調に推移しているが、パソコン、デジタル家電の販売が低調に推移し、DRAMに大幅な価格下落による生産調整が続き半導体製造装置の増産投資にまで至らず、FPD/PV製造装置も、大型液晶パネル投資が低調なまま推移したことなどが響いた。

  3月通期業績は10月の上方修正値を据え置き、純利益は、400億円(前期比44%減)と減益転換を見込んでいる。ただ、3Q受注高は、ロジック系半導体やフラッシュメモリーの微細化投資に復調の兆しが出ており、1705億6000万円と前2Q(949億7400万円)比79%増と底打ち感を強めた。

  株価は、昨年10月に下方修正・減配した今期業績・配当を一転して上方修正して4445円の戻り高値をつけて3825円まで再調整、年明け後の受注回復に米インテル社の好決算が加わり戻り高値に肉薄した。売り長で逆日歩のつく信用好需給もフォローして下値では強弱感の対立が激化しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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