関連記事
【今日の言葉】『決定と責任を取る民主主義』=橋下徹氏が強調する言葉
『決定と責任を取る民主主義』=新しく大阪市長に就任する橋下徹氏がテレビ番組などで強調する言葉。民主主義の良いところは、一部の長老や権力者等の支配を廃し、多数決により多くの人の意見を反映した政治という点にある。
しかし、「多数の民衆の意見」ということに意識が強まりすぎると、政治が民衆にすり寄りバラ巻き型となりやすい。また、多くの人に対し、いい顔をしようとする傾向も強まることから、波風の立たないナアナア型となり、誰も責任を取ろうとしなくなる。政治に携わる人が、「政治家」ではなく、「政治屋」となってしまう。橋下氏は今の日本の政治がこういう状況にあるというわけだ。
さらに、つけ加えるならば、今の政治には、「有言実行」ではなく「有言不実行」もあるのではないか。2009年の選挙で掲げた、国会議員の定員削減など企業でいう経費削減策等の公約は実行の気配すらない。にもかかわらず増税で国民に負担を求めようとする。一つの地方都市にすぎない大阪市の橋下新市長に日本国民の多くが関心を寄せているのは、「責任を取らない」、「有言不実行」といわれる今の政治に嫌気がさしているといえるのかもしれない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・薄商いの中で新春相場を模索する展開=犬丸正寛の相場展望(2011/12/17)
・【銘柄診断】スカイマークは運航規模拡大で大幅増益見込む、出直り相場入りへ(2011/12/17)
・【特集】(4)世界最大のSNS!『フェイスブック』登場で関連企業に注目(2011/02/18)
・【クラウドコンピューティング特集(3)】東日本大震災時に真価を発揮!(2011/06/21)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
