三菱自、植物由来材料のバイオPEを用いたフロアマットを開発 来年夏に製品化

2011年12月12日 17:34

小

中

大

印刷

植物由来材料のバイオPEを用いたフロアマット(画像:三菱自動車)

植物由来材料のバイオPEを用いたフロアマット(画像:三菱自動車)[写真拡大]

写真の拡大

 三菱自動車は12日、同社独自の植物由来材料技術「グリーンプラスチック」の新アイテムとして、植物由来材料であるバイオPE(ポリエチレン)を用いたフロアマットを、永大化工株式会社、MRCパイレン株式会社および豊田通商株式会社と共同で開発したと発表した。同フロアマットは、2012年夏の製品化を予定している。

 バイオPEは、サトウキビの廃糖蜜(製糖時に発生する食品廃材)を原料とする植物由来樹脂であり、石油資源節約とCO2削減の観点から、バイオPEを用いた繊維をフロアマットのパイル部に採用した。同繊維は、芯のバイオPEを、従来から広く用いられている石油由来のPP(ポリプロピレン)で覆う芯鞘構造とすることで、自動車用フロアマットの高い要求性能(耐磨耗性・耐熱性等)をクリアしている。

 なお、ライフサイクル全体(原料採取から廃棄まで)でのCO2排出量を試算した結果、石油由来のPP繊維を用いた従来品と比較して約15%の削減を達成した。

 三菱自動車は、地球温暖化や石油資源枯渇への対策を目的に、自動車部品に広く使用されている石油由来材料の代替策として「グリーンプラスチック」の研究・開発を推進している。現在「液状化木材フェノール樹脂」や「綿/PET(ポリエチレンテレフタレート)繊維 内装表皮材」等を製品化しており、今後も様々な技術開発を進め、順次実用化を目指す。

関連記事

広告

広告