新サービス開発でマクロミルとゼンリンデータコムが業務提携

2011年11月28日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 マクロミルとゼンリンデータコムは、エリア・マーケティング分野の新サービス開発について業務提携を行った。

 マクロミルは100万人超のアンケート専用消費者パネルに対するネットリサーチサービスを基軸として、全国約3万人の購買データベース「QPR(TM)」、日本人3万人・中国人1万人のブランド保有状況や嗜好を収集した「ブランドデータバンク」などのデータベースサービスを複合的に提供し、企業が生活者の消費行動を捉え、適切に意思決定をするための支援を行っている。

 一方、ゼンリンデータコムは、地図や施設情報、ルート案内など人々の移動行動に必要なあらゆる情報を携帯電話やスマートフォン向けに提供するとともに、長年にわたり蓄積してきた地図サービスへのノウハウや、付随する地図データを活用したサービスを展開している。

 昨今のスマートフォン・タブレット端末やカーナビゲーションシステムなどの位置情報に関わる機能を実装した機器の急速な普及と機能拡充、およびソーシャルメディアの普及に象徴されるWEB技術のさらなる進展により、地域(エリア)ごとに特有の消費者行動を分析し、施策に活かすエリア・マーケティングの可能性は広がっている。マクロミルおよびゼンリンデータコムは、両社の保有する消費者データおよび地図情報・消費者行動データを活用し、新たなサービスを開発するという。

 今回の提携により、企業の意思決定をより強力にサポートできるマーケティングリサーチサービスを提供してゆくとともに、これらに関連して成長が見込まれる事業分野におけるビジネス機会の創出と獲得にむけて積極的に努めていく。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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